フルメカニクス「ガンダムエアリアル」レビュー

ガンプラ

パッケージ

2023年4月23日発売。

水星の魔女初の1/100キットはフルメカニクスでの発売です。

例に漏れず、白を基調とした箱にエスカッシャンを展開したエアリアルが描かれています。

歴代キットの中でもかなり好みのボックスアートです。個人的に。

定価は4,180円。HGクシャトリヤより安いですw

水星の魔女キットへの力の入り方が尋常ではないのか、発売日になんとか入手することができました。

ランナー・シール

ランナー数は9枚と、ビームサーベル・ライフル用のサーベルエフェクトが付属します。

今回の目玉はなんといってもこのランナーでしょう。

赤く輝くパーメットが、メッキで再現されており、非常にきれいです。

それと、マーキングシールが1枚付属していました。

非常に良いデザインです。

色分け用のホイルシールが付属しないところに自信を感じますね。

完成

本体

さくっと完成。

難易度的には、大きなHGを組んでいるというような感覚でしたが、

HGとはくらべものにならない程、進化しています。

成型色でほぼ完ぺきに色分けされていますし、

すべてのパーツの密度感が格段に上がっています。

しかも装甲パーツにはアンダーゲートが多用されており、

ゲート跡も目立ちにくい配慮がされています。

バックパック裏と背中にも細かい造形が。

「ミラソウル社製フライトユニット」期待していいんですね?

パーメットスコア6verもお願いします。

特に顔はツインアイからバルカンや頬ダクトなどの細かいところまで、

すべてパーツ分割されており、塗装派にも優しい仕様。

シェルユニットのメッキが反射して見ごたえあり。

また、ツインアイは少し大きく見えるようになっており、

より劇中のイメージに近づいた感じがします。

あとは、肩のシェルユニットにクリアパーツがついたのは大きいですね。

ツインアイと同じパーツで後頭部のカメラも色分け。

背中のシェルユニットも光を受けて輝いています。

フィンの両側にあるグレーもしっかり別パーツ。

合わせ目も出ないという驚異のメカニズム。

胸の両側にある丸い部分だけは色分けされていませんでした。

部分塗装推奨ですね。

武装

エスカッシャンとビームサーベル、ビームライフル。

ライフルにはビーム刃のエフェクトが装着できますが、

HGのものよりも長く派手になっています。

ハンドパーツ

親指は付け根から可動しますが、他の指は差し替える形です。

サーベル用の握り手と握り拳は両手とも付属します。

平手は左手のみ。

ライフル持ち手は右手のみとなっています。

ここは、どうせなら両手ともほしかったところ。

しかし、爪のような部分までシャープに再現されており、

造形はすばらしいです。

エスカッシャン

エスカッシャンはすべてのパーツに裏打ちがあり、

1機に5パーツとかで構成されていたり、

1つの独立したユニットとしての説得力が上がっています。

シールド形態はこのパーツが必要なのはご愛敬。

フル装備形態。

ギミック

フルメカニクスの名は伊達ではなく、各所に可動範囲を広げる工夫がされています。

胴体は上に伸びることで可動範囲を拡大。

これにより前屈姿勢を難なくとることができます。

膝のフィンや装甲は動きに合わせて可動。

股関節は前後にスイングすることで、ポージング幅の拡大に一役買っています。

また、つま先にも可動軸があり、躍動感アップ。

膝立ちも楽にできます。

開脚は余裕の90度。

肩は2軸可動となっており、かなり自由に動きます。

反対側のサーベルを取ろうとするポーズだってできちゃう。

腕もぬかりなく、前腕部にも可動軸があります。

ぐりぐり動く。

肩の装甲は跳ね上げ式で展開します。

フレームが見えるので、パーメットのメッキさえなんとかできればシャディク戦を再現できる!?

ビームライフルは専用のパーツでバックパックに懸架できます。

また、ビットオンフォーム時の尾翼?がHGでは可動の邪魔になっていたのですが、

上下に可動するようになっており、これもまたポージングの幅を拡げています。

根元から跳ね上がります。

ビットオンフォーム。スタンドは3mm軸のものが使えます。

軸穴にはカバー付き。

ポージング

では、その可動範囲を生かしてポージングしていきましょう!

「LP041スレッタ・マーキュリー、エアリアルいきます!」

逃げれば1つ、進めば2つ…!

水星の魔女 ウェポンディスプレイベースがあれば、ガンビットを展開できます。

※ただし全機展開には2つ必要。

(上の写真は適当なスタンドに挿しているだけです)

ビームライフルすらも合わせ目が段落ちモールド化されています。

また、専用ハンドパーツのおかげでトリガーにちゃんと指がかかっているのもグッド。

ただ、保持用のダボ軸があるわけではないので、

いじっている最中に脱落しがちではありました。

ライフルはビットを取り付けてロングバレルにできます。

一緒に?いいの?

私たちでミオリネさん、助けるよ!

まとめ

以上、フルメカニクス「ガンダムエアリアル」でした。

MGのような凝ったものではないですが、

一部のフレームが再現されていたり、

色分けがほとんど完璧にパーツ分割されています。

シェルユニットはHGでは再現されなかった肩のクリアパーツ化だけでなく、

胸部の下側まで再現されていたり、大きな進化がありました。

ビット類のギミックはもちろんのこと、

とにかく思いのままに取らせたいポーズが取れる可動域と、

スタイルの良さを両立している素晴らしいガンプラでした。

なかなか難しいとは思いますが、

このシリーズで他の機体もキット化してほしいところですね。

それではまた!

ガンプラの予約でよく使います
プレミアムバンダイ icon icon icon icon icon icon

コメント

タイトルとURLをコピーしました