パッケージ
2005年発売。新訳Z公開時の商品ですね。
発売から20年が経とうとしており、4月にver.Kaの発売を控える中、今の目線で見てどうなのかレビューしたいと思います。
定価は5,500円です。
ランナー
ランナー数は15枚。
それにポリキャップとビームサーベルのエフェクトが付属します。
MGで差替なしの変形機構があるため、それなりのボリュームですが、説明書にそれぞれの工程で使うランナーが書かれていてわかりやすいです。
内部機構が描かれたイラストもあります。
MGの説明書で一番ワクワクするやつですね。
Zガンダムプラモの歴史も掲載されていました。
読み応えのある説明書です。
シール
マーキングシールとドライデカール、ホイルシールが付属します。
水転写デカールではないところに時代を感じますね。
マーキングシールも、RGに使われているリアリスティックデカールのような艶消しではなく、普通のつるつるしたシールですので、貼るとかなり目立ちそう。
ディスプレイスタンド
カタパルトを再現した形のディスプレイスタンド。
踵部分がせり上がるので、出撃シーンを再現したり、
股間に差し込むことで浮かせてディスプレイすることが可能です。
MGガンダムMk-Ⅱに付属するスタンドと連結することができるらしい。
手元にMk-Ⅱがいないのであしからず…
フィギュア
MG恒例のフィギュアはコクピットに乗るカミーユと、女性パイロット、誘導員が付属します。
誘導員はなぜか2パーツ構成。サイリウムを推し色に塗ってやりましょう。
完成
本体
Zはいつ見てもかっこいいですね。
いつまでも色褪せないこのデザイン。
TV版放映から、もうすぐ40年が経とうとしているとは思えません。
RGのように凝ったモールドや装甲の濃淡はなく、密度感はほどほどです。
各部バーニアは赤の1パーツなので、こだわる方は塗装が必要です。
また、イエローの部分については大きい箇所は別パーツ化されているものの、細かいところはシールでの色分けです。
その他はパーツで色分けされており、頭部ダクト内部もグレーの別パーツとなっています。
ただ、接地性がよろしくないため、これもなんとか立たせている状態です。
足、浮いてるでしょ?
武装類
武装はビームサーベル、シールド、ビームライフル、ハイパーメガランチャーに、グレネードの増加パック。
合わせ目
ハイパーメガランチャーは左右分割ですが、合わせ目は出ず段落ちモールド化されています。
一方、ビームライフルは中央部にがっつり合わせ目が出ますね。
なお、Zガンダム本体に合わせ目は出ません。
ギミック
ビームライフルとシールドを装備させて。
ライフルもシールドも伸縮機構があります。
掌にピンがあり、武装をしっかりと保持できます。
マニピュレーターはエモーショナルマニピュレーターではなく、人差し指と親指が独立可動。その外3本はまとめて可動するタイプです。
サイドアーマーにはビームサーベルが格納されており、取り出すことができます。
もちろんサーベルにも受け口があるので、しっかり保持できます。
ビームライフルにエフェクトをさせばロングビームサーベルにも。
ハイパーメガランチャーを持たせて。
サイドグリップは両側とも展開しますが、握らせることはなかなかに難しいです。
グレネードランチャーは展開でき、弾頭も再現されています。
増加パックはシールドと同じ受け口に装着できます。
装甲を外せばマガジン内部も再現されています。ばっちり12発です。
しかしこんな所、見ることあるのかなw
ウェイブライダー
それでは変形させてみましょう!
まずいつもどおりアンテナをたたみます。
頭を下げ、コクピットごと胸部を前方へ。腹部をたたみます。
股間のロックを外し、鼠径部から展開。
リアアーマーと背中に軸で固定します。
腕を肩ごと前に持ってきます。
フライングアーマーも前方へ。羽を展開やらなんやらいじってからシールドを装着。
脚部を伸縮させて折りたたみます。
ウェイブライダーへの変形完了!
なかなかにややこしいのと、壊れそうで怖いので1時間くらいかかりましたw
もちろんスタンドに固定できます。
シールドのカバーを外すことでハイパーメガランチャーも装着可能。
ポージング
カタパルトデッキへ移動するZガンダム。
「カミーユ・ビダン、Zガンダム行きます!」
出撃するZ
ビームライフルで攻撃!
ハイパーメガランチャー!
ロングビームサーベルを展開
対キュベレイ戦で見せたのが印象的ですね。
賢しくて悪いか!
まとめ
全体的なプロポーションは、さすがver2.0と言ったところでしょうか。
やや脚が長く感じるものの良好です。
しかし、関節部等フレームがABS素材で構成されていることで、変形させているとギシギシいいます。壊れそうで怖いので、次変形させることは無いかもしれません。
また、デカールが水転写ではないことや、細かい黄色がシールであったり、色分けが完ぺきではないことなど、最近のキットと比べるとやはり古さを感じさせます。
あとは色々な方が言われていますが、接地性は厳しいものがありますね。
とはいえディスプレイが付属しているので、飾り甲斐はあります。
それではまた!





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