今回使う塗料はこちら!
日本ではボークスさんが輸入販売を手掛けている塗料「ファレホ」
そのマジョーラカラーラインである「シフターズ」を使います。
「スペースダスト」「ギャラクシーダスト」「マジックダスト」の3種類があり、それぞれ6色セットのみの販売です。
1セット2,728円(税込)のため、1本あたり450円くらいですね。
ちょっと高く感じますが、マジョーラカラーとして見た場合安いと思います。
しかも我らがボークスさんは昨今の物価高騰にもかかわらず、ファレホについて「値上げしません宣言」をされているので、モデラーの味方ですね!
そしてファレホは水性のため、この塗料も例にもれず水性。
それゆえに!
気になる臭いがしないうえ、人体にとってほとんど無害なのだ!!
(マスクはきちんとしましょう)
(あと、ファレホ特有の甘い匂いはします)
今回はこの塗料を使って、横浜ガンダムを見て覚えた感動を、キットに落とし込むぞぉ。
カチャカチャプチュッ
※塗装ブースの汚れがグロ画像ですみません
こちら、ラインナップのうちの「エレクトリックブルーインテンスバイオレット」(長い)です。
ようは青と紫に変化するカラーですね。
ボトルの中に攪拌パーツが入っているので、そのままカチャカチャ振って、エアブラシにプチュッ。
ファレホはそのままボトルからエアブラシに出して使います。
(ファレホでも塗料によっては希釈が必要なものもあります)
そして白い!!
え、これが青と紫になるの?って思いますよね。
偏光塗料というのは下地の色に大きな影響を受けます。
基本的には塗料の色をきちんと出したい場合は黒を下地にします。
パッケージの下に記載されているカラーサンプルは、黒が下地の場合の見本と思っておいてください。
フィルター的に使う場合は白のほか、それに応じた色なのですが、どういう色になるのか事前にテストピースを作って確かめるのが無難です。
塗ってみる
こちらつやつやグロスブラックに塗装したボディ。
今回は合わせ目消したりしていないので、サフレスです。
ここにプシューっと吹けばあら不思議!
白かった塗料がすぐさま青い輝きを放つようになりました。
なお、白いパーツはファレホの「メカカラーピュアホワイト」、グレーのパーツは「メカカラーホワイトグレー」で塗装しました。
後でこの上から「エレクトリックブルーインテンスバイオレット」(長ぇ・・・)を吹きます。
塗装後のボディがこちら。カラーレシピは後述しますが、青から紫・赤と黄色的な変化があるでしょう?
ここから光沢クリアーを5回ほど吹いて、コンパウンドで磨いたものがこちら。↓
ちょー---っと深みが出た??
正直あんまり変わらなかったので、クリア塗装が下手だったのか、何か問題がありますね。次の課題ということで…
とはいえ、どんな風になるんや早よ見せんかいと聞こえてきますので、先に完成形をどうぞ!
完成!
ブルーからバイオレット、ターコイズからバイオレット、この2つが織りなすマジョーラはいかがですか?
バーニアは黒鉄色の上からタミヤアクリルのメタリックブルーをグラデーション塗装しています。
煽りで見ると、横浜ガンダムを見たときの悦びを少し思い出せます。
台座はシンプルに塗装しました。
白パーツに塗装した時の変更具合はここを見てください。
光を反射している部分が青っぽい色味を放っていますね。
横から。
ガンダムドックタワーに上がった時の気持ちになれます。
鎖骨あたりにある照光器にはハイキューパーツの「ジェムドーム」をペタリ。
偏光塗料は角度を変えて見るのが楽しくなります。
赤い部分もオレンジバイオレットを使用することで、
紫に偏光しており、全体の統一感が出せたと思います。
いろんな角度から見てやってください。
寄ってみました。
目がクリアパーツなので暗く見えてしまいますね。
というわけで光らせてみましょう。
頭頂部を外して、付属のLEDユニットを格納します。
ガンダム起動!
光るだけで迫力が増しますね!
ツインアイの光に照らされたマジョーラカラーが艶めかしい。
部屋のライトがオレンジなので夕暮れ時っぽくなっています。
ゴールド部分もレッドゴールドを使っているので、赤と金に偏光しています。
LEDユニットの光量はそこまでなので、照明を多少落とさないとわかりづらいです。
それでは、最後に今回のカラーレシピを紹介しましょう。
カラーレシピ
ボディ青色1…ブラック(光沢)+エレクトリックブルーインテンスバイオレット
ボディ青色2…ブラック(光沢)+ターコイズバイオレット
ボディ赤色…ブラック(光沢)+オレンジバイオレット
黄色…ファレホメカカラーゴールド+レッドゴールド
バックパック等…黒鉄色(水性ホビーカラー)・メタルブラック(水性ホビーカラー)
ボディ角等…メタリックグレー(タミヤアクリル)
白色…ファレホメカカラーピュアホワイト+エレクトリックブルーインテンスバイオレット
灰色…ファレホメカカラーホワイトグレー+エレクトリックブルーインテンスバイオレット
ディスプレイ基部…RLMグレーバイオレット(水性ホビーカラー)
ディスプレイ床部…明灰白色(水性ホビーカラー)
ディスプレイネーム部…チタンシルバー(タミヤアクリル)
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
遅くなりましたが、2023年もよろしくお願いします!
また、ここどうやって塗装したの?とか質問やご意見あれば、お気軽にコメントください。
手が空いた時にお返事させていただきますゆえ!
それではまた!
ガンプラの予約でよく使います

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